Treatment

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抜歯したばかりのタイミングで飛行機に乗る予定がある方は、少し注意が必要です。
一見無関係なようですが、気圧の変化がデリケートな傷口に悪影響を与えてしまいます。
最悪のケースでは機内で激痛に襲われる、あるいは再出血を起こすといった事態を招きかねません。
今回は、抜歯後に飛行機へ乗るリスクと、安全に搭乗できるようになるまでの期間を分かりやすく解説します。
飛行機が上空に上がると機内の気圧は地上よりも下がるため、抜歯直後の傷口にとっては負担の大きい環境です。 想定される主なリスクには、まず再出血が挙げられます。 周囲の気圧が低下すると、体内の血管が広がって血圧が上がることが原因です。
通常、抜歯した場所は「血餅」と呼ばれるカサブタのような血液の塊で守られていますが、血管が拡張するとその塊が押し流されたり血管自体が破れたりして、大出血を起こす事態になりかねません。
再出血だけでなく、「航空性歯痛」という強烈な歯の痛みに見舞われる危険もあります。
歯の内部には「歯髄腔」という神経の入った空洞があり、周囲の気圧が下がるとこの中の空気が膨張してしまいます。
これが神経を内側から強く圧迫し、強烈な痛みを引き起こしてしまうのです。
また、上の奥歯や親知らずを抜いた場合は、傷口のすぐ上にある「上顎洞」という鼻につながる空洞も気圧変化のダメージを受けやすくなります。
これが原因で、鼻の奥や目元、頬のあたりにまで強い痛みや違和感が広がることも珍しくありません。
お口の中の傷口がしっかり塞がり、出血の心配がなくなるまでには最低でも1週間ほどの期間が必要になります。 そのため、歯科医院では抜歯後1週間はフライトを避けるよう案内されるのが一般的です。 もしどうしても外せない出張や旅行の予定があるなら、出発の1ヶ月以上前に抜歯を完了させるか、それが難しければ帰国・帰宅後に治療を受けるなど、ゆとりのあるスケジュールを組むことをおすすめします。
どうしても飛行機に乗らなければならず、万が一機内でトラブルが起きてしまったときは、適切な応急処置を行いましょう。
例えば出血が止まらない場合は、清潔なガーゼ(なければ清潔な綿のハンカチなど)を傷口に当て、20~30分ほど強く噛み続けて圧迫止血を試みてください。
また、激しい痛みに襲われた際は、歯科医院から処方された痛み止め、あるいは市販の鎮痛剤を直ちに服用して対処します。
このとき、気になって傷口を舌で触ったり、血を吐き出そうと何度も強くうがいをしたりすると、かえって出血がひどくなるためそっとしておきましょう。
抜歯直後の飛行機搭乗は気圧低下による再出血や航空性歯痛による激痛を招くリスクが高いため、傷口の初期治癒に必要な約1週間が経過するまでは絶対に避けてください。 フライトは抜歯後1週間以上空けるスケジュールを組み、やむを得ず搭乗する場合は事前に必ず歯科医師に相談し、痛み止めなどの備えを徹底しておきましょう。 機内でトラブルが起きた際は、出血なら圧迫止血、激痛なら痛み止めの服用で対処します。成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。 患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。 スタッフ一同、お待ちしております。