Treatment

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「自分の八重歯をマウスピースで矯正できるのだろうか」と疑問に思う方は、きっと少なくないはずです。
かつてはワイヤー治療が必須とされた歯並びですが、技術の進歩によって、マウスピースで対応できる症例が一昔前に比べて確実に拡大しています。
今回は、どのような状態であればマウスピースによる八重歯の治療が可能なのか、その判断基準をお伝えします。
八重歯とは、前歯から3番目にある犬歯が外側に飛び出すなどして、正しい歯列から外れて生えている状態を指します。 その背景に存在するのは、きれいに並ぶための顎のスペースが足りていないという根本的な理由です。
近年の進化したマウスピース矯正では、歯を正しい位置へ誘導するための様々な空間確保の技術が導入されるようになりました。
例えば、奥歯をさらに後ろへ動かして前方に隙間を作ったり、歯列の横幅をわずかに広げる「側方拡大」を施したりしてスペースを生み出していきます。
これらをベースに、歯の表面を健康に支障がない範囲でごくわずかに削るディスキング(IPR)も活用しながら、八重歯を理想の位置へと動かす治療法が一般的です。
マウスピース矯正が適応できるのは、歯の重なりが少ない軽度から中等度までの八重歯です。
少しのスペースを確保するだけで歯がきれいに収まるため、土台となる上下の顎の骨にズレがない骨格的な問題のない状態であれば十分に治療が目指せるでしょう。
一方で、犬歯が他の歯と完全に重なり合い、歯茎の非常に高い位置から生えているような重度の症例では、従来のワイヤー矯正や外科手術を検討しなければなりません。
また、出っ歯や受け口といった骨格の歪みが重なっている場合や、歯を大きく動かさなくてはならない深刻なスペース不足の事例についても、別の治療アプローチが必要となってきます。
八重歯をマウスピース矯正で治療する最大の強みは、何と言っても周囲に気づかれにくいという点です。 透明な装置を装着するため、至近距離で見られない限りは八重歯の治療をしていることが分かりません。
加えて、少しずつ優しい力をかけて歯を移動させていく設計のため、ワイヤー矯正に比べて口の中が痛むケースが少ない点も大きなメリットとして挙げられます。
金属が擦れて傷ができるリスクが低く、口内炎に悩まされる頻度も低くなるでしょう。
同時に、食事やブラッシングの際には簡単に取り外せるため、八重歯の隙間に潜む汚れをきれいに落とすことができ、矯正中の虫歯や歯周病のトラブルを未然に防ぎます。
このように多くの魅力を備えるマウスピース矯正ですが、いくつかの留意事項も把握しておかなければなりません。
とりわけ重要なのが、自己管理が治療の成否を分けるという事実です。
毎日20時間から22時間以上の装着時間をしっかりと守らなければ、事前のシミュレーション通りに八重歯は動かなくなってしまいます。
また、マウスピースの力を八重歯に効率よく伝えるための工夫として、歯の表面に「アタッチメント」という小さなプラスチックの突起をつける処置も一般的です。
治療の段階によっては、透明なマウスピースだけでなく、こうした補助装置が歯の表面に加わる可能性があることも覚えておきましょう。
八重歯はマウスピース矯正で対応可能なケースがあり、奥歯を後方に移動したり歯列の横幅を広げたり、歯の表面をごくわずかに削ったりしてスペースを確保していきます。 ただし、すべての症例に適応するわけではなく、重度の八重歯や骨格に原因がある場合、大きく歯を動かす必要がある深刻なスペース不足のケースでは治療が難しいのも事実です。 それでも、目立たずに治療でき痛みが比較的少ないという大きなメリットを備えているため、諦める前にまずは歯科医院で適応可能かどうか一度相談してみることをおすすめします。 成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。 患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。 スタッフ一同、お待ちしております。