実は口内炎と虫歯には深い関係があることをご存じでしょうか?
口内炎は、口内の粘膜が炎症を起こしてしまう病気のことです。
歯ではなく、粘膜に発生するトラブルであるため、虫歯と関係があるという点がピンとこない人もいるでしょう。
口内炎がどのように虫歯と関係するのか、解説します。
口内炎と虫歯の関係
「歯をきちんと磨かなければ虫歯になる」ということは、もはや常識といっても過言ではありません。
多くの人が、虫歯にならないように、子どものうちから食後の歯磨きをしつけられます。
そのため、口内を清潔にすることが身についている人は多いでしょう。
実は口内を清潔にすることは、歯のトラブルのみならず、口内炎の防止にも役立ちます。
なぜなら、虫歯の原因菌が増殖した結果、虫歯でもろくなった歯が欠けて鋭くなり、口内の粘膜を傷つけることがあるからです。
粘膜にできた傷に細菌が感染すると、細菌性の口内炎になるリスクも高くなるため、注意しなければなりません。
口内炎ができるところとしてよく挙げられるのは、頬や唇の裏、歯茎などです。
できたばかりの頃は染みたり痛みが生じたりすることもあります。
口内炎は、できてから1~2週間ほどで完治する病気ですが、再発することも多いため注意が必要です。
口内炎の予防方法
虫歯が間接的な原因となって口内炎を引き起こすケースがあるのは、前述したとおりです。
口内炎はほかにも、疲れやストレス、睡眠不足などにより、免疫力が低下して発生することもあります。
また、食事の栄養バランスが偏っているとビタミンB群が不足して口内炎ができやすくなるでしょう。
さらに、女性の場合は、生理前や妊娠したときにホルモンバランスが乱れ、口内炎が発生することがあります。
ほかに、全身疾患の一部が口内炎のきっかけになってしまうケースもあるため、潰瘍性大腸炎やベーチェット病などの方は気をつけましょう。
口内炎ができたときに虫歯があると、虫歯の原因菌をはじめとした最近が口内に増え、完治するまでに時間がかかる可能性があります。
そうならないためにも、虫歯がある場合には早めに治療することが大切です。
まとめ
虫歯になって歯が欠けた場合には、口内が傷ついて口内炎になりやすくなるでしょう。
また、傷に細菌が感染する口内炎の治りが遅くなるため、口内は清潔に保つ必要があります。
もしも虫歯がある場合には、早めに治療してください。
また、口内炎にならないように、規則正しい生活やバランスのよい食事などを心がけましょう。
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日付: 2025年2月25日 カテゴリ:虫歯治療