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カテゴリ: 虫歯治療

【成城の歯医者】口内炎と虫歯の関係

実は口内炎と虫歯には深い関係があることをご存じでしょうか?

口内炎は、口内の粘膜が炎症を起こしてしまう病気のことです。

歯ではなく、粘膜に発生するトラブルであるため、虫歯と関係があるという点がピンとこない人もいるでしょう。

口内炎がどのように虫歯と関係するのか、解説します。

口内炎と虫歯の関係

「歯をきちんと磨かなければ虫歯になる」ということは、もはや常識といっても過言ではありません。

多くの人が、虫歯にならないように、子どものうちから食後の歯磨きをしつけられます。

そのため、口内を清潔にすることが身についている人は多いでしょう。

実は口内を清潔にすることは、歯のトラブルのみならず、口内炎の防止にも役立ちます。

なぜなら、虫歯の原因菌が増殖した結果、虫歯でもろくなった歯が欠けて鋭くなり、口内の粘膜を傷つけることがあるからです。

粘膜にできた傷に細菌が感染すると、細菌性の口内炎になるリスクも高くなるため、注意しなければなりません。

口内炎ができるところとしてよく挙げられるのは、頬や唇の裏、歯茎などです。

できたばかりの頃は染みたり痛みが生じたりすることもあります。

口内炎は、できてから1~2週間ほどで完治する病気ですが、再発することも多いため注意が必要です。

口内炎の予防方法

虫歯が間接的な原因となって口内炎を引き起こすケースがあるのは、前述したとおりです。

口内炎はほかにも、疲れやストレス、睡眠不足などにより、免疫力が低下して発生することもあります。

また、食事の栄養バランスが偏っているとビタミンB群が不足して口内炎ができやすくなるでしょう。

さらに、女性の場合は、生理前や妊娠したときにホルモンバランスが乱れ、口内炎が発生することがあります。

ほかに、全身疾患の一部が口内炎のきっかけになってしまうケースもあるため、潰瘍性大腸炎やベーチェット病などの方は気をつけましょう。

口内炎ができたときに虫歯があると、虫歯の原因菌をはじめとした最近が口内に増え、完治するまでに時間がかかる可能性があります。

そうならないためにも、虫歯がある場合には早めに治療することが大切です。

まとめ

虫歯になって歯が欠けた場合には、口内が傷ついて口内炎になりやすくなるでしょう。

また、傷に細菌が感染する口内炎の治りが遅くなるため、口内は清潔に保つ必要があります。

もしも虫歯がある場合には、早めに治療してください。

また、口内炎にならないように、規則正しい生活やバランスのよい食事などを心がけましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城の歯医者】歯磨きしなくても虫歯にならない人がいる理由

小さい頃から「歯をきちんと磨かなければ虫歯になる」といわれていた人は多いのはないでしょうか。

虫歯を予防するためには、歯磨きをすることが重要です。

しかし、中には歯をあまり丁寧に磨いていなかったり、歯磨きを頻繁にさぼっていたりする人もいるでしょう。

そういう人の中にも虫歯になりにくい人がいるのはなぜなのかを解説します。

歯磨きをしなくても虫歯にならない理由

虫歯の主な原因は、虫歯の原因菌と呼ばれる細菌です。

しかし、人によっては口内に原因となる細菌があまりいないという人もいるでしょう。

虫歯の原因菌は、実は生まれつき口の中にいるわけではありません。

主に乳児のときに大人から感染してしまいます。

大人と食器を共有したときなどに、食器に付着している細菌が口内に侵入し、増えていくのです。

1歳から2歳半までの間に虫歯の原因菌が口内に侵入しなかった場合は、以降も虫歯になることは少ないといわれています。

また、ショ糖と呼ばれる糖分は虫歯の原因となるため、砂糖が多く含まれたお菓子や清涼飲料水などを口にすることがほとんどないという人もいます。

昔の人は現代人とは違い、歯磨きをあまり丁寧にしていなくても砂糖を摂取することが少なかったため、虫歯になる人があまりいなかったといわれています。

唾液には細菌の働きを抑制して口内を洗浄する作用があるため、唾液の分泌が普段から多い場合には虫歯になるリスクが低くなるのです。

また、唾液には歯についた傷を修復する作用や、脱灰した歯の再石灰化を促す働きもあります。

唾液の中にはリン酸やカルシウムが含まれているため、脱灰で流れ出した成分を補うことができるのです。

歯質の強さも人によって異なり、歯質が強いほど酸で溶かされにくく虫歯になるリスクも低くなります。

普通は虫歯になります

なかなか虫歯になることがないという人もいますが、普通の人は歯磨きをしなければ虫歯になってしまうでしょう。

虫歯にならないように、歯を丁寧に磨いて虫歯の原因となる細菌の数を減少させ、フッ素を歯に塗って歯質を強くしてください。

特に、乳児がいる場合は虫歯の原因菌を感染させないように注意しなければなりません。

そうしないと将来虫歯になるリスクが高くなってしまうからです。

まとめ

歯を磨かないと虫歯になるといわれていますが、中には歯を磨かなくても虫歯になりにくい人もいます。

虫歯になりにくい人は、口内に虫歯の原因となる細菌があまり存在していない人や、虫歯の原因となる砂糖が多く含まれている食べ物や飲み物をあまり摂らない人です。

ほとんどの人はきちんと歯を磨かなければ虫歯になってしまうため、特に乳幼児がいる家庭では歯磨きを丁寧にする必要があります。

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【成城の歯医者】セラミック治療とは??

虫歯治療で歯を削ると穴が開いてしまいます。

そのままの状態にはできないため、被せものや詰めものなどの補綴物を装着して穴を塞がなければなりません。

補綴物に保険診療である銀歯を選ぶ人が多いのですが、中にはほかの素材を希望する人もいるでしょう。

そのような場合におすすめするのがセラミック治療です。

セラミック治療がどのような治療なのか解説します。

セラミック治療とは?

虫歯の治療で歯を削ったときは、補綴物を装着して削ってできた穴を塞がなければなりません。

そのためには一般的に、銀歯と呼ばれる金属でできた補綴物を装着しますが、人によっては目立つのでいやだという人もいます。

特に、治療した箇所が前歯など見えやすい場所であれば、銀歯はやめて、目立たないものにした方がいいでしょう。

あまり目立たないようにしたいという人におすすめなのがセラミック治療で、その名のとおり、補綴物の素材をセラミックにする治療のことをいいます。

セラミックは陶材とも呼ばれ、基本的に白く透明感があるため、天然歯と区別がつきにくいほど色調が近いものです。

周囲の歯と違和感なく並ぶことができるよう、色調を細かく調整しているため、天然歯との違いはほとんどわかりません。

また、セラミック治療では基本的に金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられるでしょう。

セラミックの表面はなめらかなため、歯垢が付着せずに滑り落ちる特徴もあります。

つまり、、歯石になりにくいという点がメリットです。

虫歯の再発も予防できる

セラミック治療のメリットとして大きいのは審美性の高さですが、実は虫歯の再発を予防できるのです。

虫歯治療をした歯が再発することは珍しいことではありません。

虫歯が再発するのは、治療した歯に被せている補綴物に隙間ができて内部に歯垢や食べかすがたまり、虫歯の原因菌が侵入したケースです。

補綴物を装着する際は、歯と補綴物の間に隙間がないようにしますが、時間が経つにつれて腐食したり、変形したりすることがあります。

わずかな隙間ができると、内部に虫歯の原因となるものが入り込んでしまい、歯磨きでも除去できないため虫歯が再発してしまうのです。

セラミック治療は変形することもなく、補綴物と歯には隙間にしっかりとセメントを充填し、固定しています。

そのため、隙間もあまりできません。

セラミック治療にすると、虫歯の再発リスクがかなり少なくなるため、歯を大事にしたい人にもおすすめです。

まとめ

セラミック治療は、虫歯の治療後の見た目が気になるという人におすすめです。

セラミックは見た目が天然歯に近いため、装着していてもほとんど違和感がありません。

また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方にも向いています。

見た目だけではなく、虫歯予防にも効果的なのが大きな特徴であるため、虫歯の再発リスクを抑えたい方にもおすすめの治療です。

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【成城の歯医者】抜歯後の注意点

虫歯の治療をする際は、虫歯になっている部分を削り、歯自体は残すようにします。

しかし、虫歯の進行状態によっては歯を抜くこともあるでしょう。

歯を抜いた後はいくつかの点に注意しなくてはなりませんが、具体的には何に注意する必要があるのでしょうか?

抜歯後の注意点について解説します。

歯を抜いた直後に注意すること

虫歯の治療などで歯を抜いたら、しばらくの間はいくつかの点に注意しなくてはなりません。

具体的にはどのような注意が必要でしょうか?

まず挙げられるのが、丸めたガーゼを抜歯したところに当てられて噛んでいるように言われたら、必ずしっかりと噛むことです。

大抵の場合、出血は30分前後で止まります。

しっかりと噛んでいなければ血が止まりにくくなるため、注意が必要です。

出血が止まってもしばらくは唾液に血が混じるため気になるかもしれません。

しかし、うがいやつばを吐くなどの行為はむしろ出血の原因となるため、避けてください。

中にはなかなか出血が止まらないという人もいるかもしれません。

もしも数時間止まらないようなら歯科医院に連絡してください。

麻酔をかけて歯を抜くため、2~3時間の間は麻酔が効いているでしょう。

抜歯したところの感覚が鈍っていることから、食事をすると舌を嚙んだり口内を火傷したりすることもあります。

そのため、麻酔が切れてから食事をしましょう。

また、歯茎に大きな穴が開いている状態であるため、強い刺激を与えるのは避けてください。

なぜなら、穴がふさがらなくなってしまうことがあるからです。

穴がふさがらなくなった状態をドライソケットといい、激しい痛みが生じて傷が治りにくくなってしまいます。

歯を抜いてから数日間は注意が必要

抜歯をしたら、当日はもとよりしばらくの間は注意し続けなくてはいけません。

一週間ほどは飲酒や過度の運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことを避ける必要があります。

特に、アルコールには血管拡張作用があり血が止まりにくくなってしまうため、絶対に飲まないでください。

また、辛い食べ物や固い食べ物などは傷口を刺激する可能性があるため、数日は避けましょう。

喫煙は、たばこに含まれているニコチンの血管収縮作用によって傷口に血液が供給されにくくなってしまいます。

血流が滞るため、免疫細胞の動きが低下し、唾液による殺菌や抗菌効果が弱まってしまうのです。

まとめ

虫歯の治療などで抜歯をしたときは、しばらくの間はさまざまな点に注意する必要があるでしょう。

歯を抜いた直後は、しばらくは強くガーゼを噛むようにして、食事は麻酔が切れてからにしてください。

当日は刺激が強い食べ物や飲み物を避ける必要があります。

抜歯後しばらくの間は血行が良くなるような飲酒や過度の運動、長時間の入浴などは避けましょう。

また、喫煙は逆に血流を妨げるため、避けなくてはなりません。

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【成城の歯医者】MI治療ができないケース

虫歯になった歯を治療する際は、感染している部分を削るのが従来の治療方法です。

しかし、近年では歯を削らず治療するケースも増えています。

歯を削らず治療する方法の一つにMI治療が挙げられますが、できないケースもあるため、注意が必要です。

MI治療ができないのはどのようなケースなのか解説します。

MI治療ができないケースは?

虫歯を治療する際、従来の方法では虫歯の原因となる細菌に感染している部分を削り、除去することで感染が広がらないようにします。

歯は削るともろくなり、短命化します。

一度削ったところが再生することはないため、削る量を最小限にとどめるのが望ましいとされているのです。

国際歯科連盟FDIでは、新たな概念としてMinimal Intervention(最小限の侵襲)を提唱しています。

歯を削る量を最小限にし、抜歯をできるだけ避け、可能な限り歯を守る治療のことで、MI治療と呼ばれます。

従来の治療では、虫歯の状況に合わせて虫歯菌に感染したエナメル質や象牙質を削り、状況によっては神経を除去したり、抜歯したりすることもあるでしょう。

新たな治療方法であるMI治療の場合、従来の治療方法と比べて削る量を極限まで減らすことが可能です。

ただし、どのようなケースでもMI治療が可能であるかといえば、そうではありません。

出来ないケースとして、たとえば、奥歯にできた虫歯が深く進行し、根管治療が必要な状態が挙げられます。

なお、MI治療でも削ったところに詰め物を入れますが、削った範囲によっては保険適用のプラスチック素材では対応できないこともあります。

その場合に白い詰め物を希望するのであれば、保険適用外の素材が必要になることもあるでしょう。

MI治療の治療方法

MI治療を行う場合の治療方法は歯科医院によって異なりますが、共通点もあります。

それは、拡大鏡やマイクロスコープを用いて感染している部分を細かく確認し、余分に削らないようにするという点です。

歯の削り方は従来の方法のみならず、ストリークレーザーなどを用いる方法や塗り薬を用いる方法などもあります。

歯科医院を選ぶ際は治療内容を確認し、自分に合った方法で治療を受けられる歯科医院を選びましょう。

まとめ

虫歯治療には、MI治療という歯を極限まで削らないようにする方法があります。

しかし、どんなケースでも可能というわけではなく、奥歯にできた虫歯が進行して根管治療が必要になっている場合にはMI治療を受けることができません。

また、治療の際、保険が適用されない詰め物が必要になることもあるでしょう。

MI治療の方法は歯科医院によって異なるため、治療を受ける前にどのような治療を行っているのか確認することが大切です。

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【成城の歯医者】補綴治療の種類

歯が折れる、溶ける、あるいは抜けるなどの異常が発生した場合、補うための治療が必要となります。

歯を補うための治療を補綴治療といいますが、これはさまざまな治療の総称です。

補綴治療にはどのような種類があるのか、解説します。

補綴治療の種類

補綴治療とは、歯の欠損を補綴物によって埋めて補う治療のことで、欠損の状態によって異なる治療が必要です。

虫歯の治療で歯の一部を削った際に、詰め物やインレーと呼ばれる補綴物で歯を補いますが、歯の形状が変わるほど削った場合には被せものを装着しなければなりません。

歯が丸ごと1本失われてたときの治療として、両隣の歯がある場合には、橋の様につながった被せものを装着する、ブリッジ治療が適しているでしょう。

同様に部分入れ歯という方法もあります。

この場合は、まとめて数本抜けてしまっても治療が可能です。

天然歯に最も近い感覚で使用したい場合には、インプラントという顎の骨に人工歯根を埋入して上部構造という義歯を装着する方法が向いているでしょう。

全ての歯を失った場合には、総入れ歯を選択するケースがよくあります。

その際、総入れ歯を固定するために数本のインプラントを使用する方法もあります。

補綴物は見た目だけではありません

歯が抜けて空洞になっていると見た目が悪くなってしまうため、補綴物で空洞を埋める必要があります。

補綴物により、見た目の違和感を払拭することが可能です。

また、失われた歯の機能を補うこともできます。

歯は少しでも欠けると強度が低下します。

補綴物を装着することで、形状を補うのとともに強度も補うことができるのです。

補綴物によって失った歯を補い、噛むという機能をこれまでと同様にも補います。

それだけでなく、歯は隣同士で支えあっているため、補綴物によって隣の歯を支える役割も補うのです。

歯を失われた時に最も重要なのが噛み合わせを整えることであるため、補綴物を作製する際は、噛み合わせが正しくなるように注意しなければなりません。

補綴物には保険診療のものと自由診療のものがあるので、それぞれの違いを把握したうえで適した素材でできたものを選びましょう。

まとめ

歯が溶けたり折れたり、あるいは抜けたりしたときは、補綴物による治療を行い、失われた歯を補うこととなります。

補綴物には複数の種類があるため、歯が失われた状態によって適した方法を選ぶことになるでしょう。

補綴物によって見た目を整えられるのはもちろんのこと、失われた歯を補うことで噛み合わせを整えることもできます。

治療する箇所や状態によって、最適な方法で補綴物を作製し、治療を受けましょう。

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【成城の歯医者】同じ歯が虫歯になりやすい理由

虫歯の治療では、感染している部分を削って補綴物を装着し、削った部分を補います。

しかし、治療した歯が歯が再び虫歯になることがあるのです。

再発した虫歯のことを二次う蝕といいますが、虫歯になるのはどうしてでしょうか?

同じ歯が何度も虫歯になる理由について解説します。

繰り返し虫歯になるのはなぜ?

虫歯は原因となる細菌に感染することで起こる病気です。

そのため、虫歯を治療する際は、細菌に感染している部分を除去しなければなりません。

感染している部分を削って取り除くため、虫歯の治療をすると歯に穴が開くこととなり、治療をした箇所に補綴物を装着して穴をふさぎます。

この補綴物が治療直後の状態のままであればよいのですが、使用するうちに、隙間ができたり穴が開いたりすることがあります。

その場合、内部に細菌が侵入し、治療した歯に再び細菌が感染してしまうのです。

また、隙間や穴に食べ物のかけらなども入り込んでしまうため、虫歯の原因菌が増殖するのに適した状態となります。

補綴物の内部は見ることができないため、虫歯になっていてもなかなか気付きません。

大抵の場合、虫歯が重度になり、痛み出してから気が付くのです。

特に、保険診療の補綴物である銀歯の場合は穴が開くことが多いため、虫歯が再発しやすくなります。

同じ歯がもう一度虫歯になるのを防ぐには、自由診療のセラミック製の補綴物を装着するのがおすすめです。

補綴物以外に再発する原因

同じ歯が繰り返し虫歯になってしまう原因は補綴物であることが多いのですが、別の原因もあります。

それは、歯が弱くなることです。

虫歯の治療で歯を削ると歯の量が減少すると同時に、残った歯の強度も低下してしまいます。

もろくなり、割れやすくなることに加えて通常よりも溶けやすくなるため、虫歯の進行が速くなってしまうのです。

また、補綴物に隙間や穴がなくても、もろくなった歯との境の部分に食べ物のかけらが溜まり、虫歯の再発を引き起こすこともあります。

補綴物の内側にももちろん注意を払う必要がありますが、外側の汚れもしっかりと落とし清潔に保たなければなりません。

一度虫歯になっても、治療さえすれば再び虫歯になることはないと思っている人もいますが、きちんとケアをしなければ再発します。

虫歯の再発を防ぐためには、治療を終えた後も定期検診に通い、口内の状態をチェックしましょう。

まとめ

一度虫歯になって治療した歯が、再び虫歯になるケースは珍しくありません。

虫歯の再発である二次う蝕の原因となるのは補綴物が多く、特に銀歯の場合は穴や隙間が開くこともよくあるため、治療した歯が虫歯になる可能性が高いのです。

虫歯の再発を防ぐためにも、定期健診に通うことが大切です。

また、変形しにくいセラミックに補綴物を変更することも検討しましょう。

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【成城の歯医者】虫歯と頭痛の関係

虫歯になったときは、歯の痛みに悩まされることが多いでしょう。

しかし、中には歯だけではなく頭が痛くなるという人もいます。

虫歯と頭痛には、一見すると関係がないように思えるでしょう。

しかし、虫歯によって頭痛が起こることはあるのです。

どのような関係があるのか、解説します。

虫歯が頭痛を引き起こすのはなぜ?

虫歯になったときは、歯だけではなく頭が痛くなることもありますが、何が原因となっているのかご存じでしょうか?

原因としてはまず挙げられるのは、歯髄炎です。

虫歯が神経や血管のある歯髄まで進行したことで、歯がずきずきと痛むようになります。

歯髄炎は、その名のとおり歯髄に炎症が起こっている状態であり、炎症が悪化すると頭痛がしたり、口臭が悪化したりするのです。

2つ目の原因は歯性上顎洞炎といい、虫歯の原因となる細菌が副鼻腔に侵入して炎症が起こることで頭痛がします。

3つ目の原因は歯のズレです。

噛み合わせにズレが生じ、片側の筋肉が緊張することで頭痛が起こります。

虫歯ができたほうの歯を食事の際にあまり使わず、反対側のほうを使って噛んでいると、一方の歯だけすり減って、噛み合わせがズレやすくなります。

一か所がズレると全体にズレが広がり、頭痛や肩こり、首の痛みの原因になるのです。

また、虫歯の原因菌によって脳内に白血球が入り込み、炎症を起こしたことで脳炎になってしまい、頭痛がするというケースもあります。

発熱や嘔吐、首の後ろの痛みなどの症状も同時に発生した場合は注意が必要です。

症状が進行すると痙攣や意識障害なども起こります。

5つ目の原因として挙げられるのが、脳静脈血栓症です。

血液とともに虫歯の原因菌が脳の静脈まで届き、炎症を起こすことで血栓が生じる病気です。

虫歯が原因の頭痛の治療方法

虫歯によって頭痛が起きた場合、どのような治療方法で解消できるのか解説します。

まずは原因となっている虫歯を治療するという方法があります。

頭痛の原因になるようなら、かなり進行しているでしょう。

虫歯は、症状が進行するほど治療に時間がかかり、歯が残る確率も低くなるため、なるべく早く治療を受けてください。

噛み合わせのズレが頭痛の原因となっているのであれば、虫歯だけではなく噛み合わせの治療も必要となるでしょう。

先に虫歯を治療してから、噛み合わせを整えるために矯正治療を受けたり、あるいは義歯で歯の高さを調整したりする必要があります。

まとめ

虫歯と頭痛には一見すると関係がないように思えるかもしれません。

しかし、虫歯によって頭痛が起こることがあるのです。

虫歯が原因となって頭痛が発生している場合は、歯髄炎や歯性上顎洞炎などの症状が原因となっているかもしれません。

それだけでなく、脳に炎症が起こったり血栓ができたりするような、恐ろしい病気になっている可能性もあるのです。

虫歯になったときは、頭痛が発生するほど重症化する前に治療を受けましょう。

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【成城の歯医者】虫歯の進行を遅らせる方法

歯は、一度虫歯になると自然に治ることはありません。

放置している間に症状が進行して歯が溶け、再生することはないため、できるだけ早く治療することが大切です。

しかし、すぐに治療を受けられない場合もあるでしょう。

その場合には、虫歯の進行を遅らせる方法はないのかと考える人もいるのではないでしょうか?

虫歯の進行を遅らせるにはどうしたらいいのか解説します。

虫歯の進行を遅らせる方法は?

虫歯は治療しなければ進行を止めることができません。

したがって、治療が必須となりますが、すぐに治療を受けられないケースもあります。

その場合、せめて進行するスピードを遅らせることはできないのでしょうか?

進行を遅らせるために最も重要なのは、歯のブラッシングを正しく行うことです。

ブラッシングの方法が間違っているとむしろ進行が速くなります。

正しいブラッシング方法が知りたい場合には、歯医者でブラッシング指導を受けましょう。

食習慣も進行に大きく関係し、3食の内容や間食に関しても虫歯の進行を遅らせる方法があります。

食後は口内が酸性になって虫歯の原因菌が活発になりやすいため、酸性になる時間をできるだけ少なくすることが重要となるのです。

たとえば、糖質は虫歯の大きな原因です。

過剰に摂取している場合には、代用甘味料にすることで虫歯の進行を遅らせることができます。

代用甘味料にはいくつかの種類があり、砂糖と同じように甘くても、虫歯の原因菌を増やす原因にならないことが特徴です。

また、乳酸菌も虫歯の進行防止に期待できます。

たとえば、乳酸菌の一種であるL・ロイテリ菌は、虫歯の原因菌や歯周病の原因菌の活動を抑制する働きに期待できます。

乳酸菌によるバクテリアセラピーによって虫歯の進行を遅らせることができるため、液体やタブレットタイプの薬剤で実践するのがおすすめです。

なお、歯科医院では、歯科治療を怖がったり治療に非協力的だったりする子どもに対してサホライドという薬剤を使用することがあります。

虫歯の進行を停止させる薬剤で、効果が高いものの歯が黒くなる点がデメリットです。

乳歯と永久歯の虫歯の進行の違い

虫歯の進行を遅らせることを考えたとき、永久歯と乳歯では進行速度が違うのかと疑問に思う人もいるかもしれません。

実は、乳歯の方が永久歯よりも虫歯の進行が速い傾向があります。

そのため、乳歯が虫歯になったときは早く治療しなくてはならないのです。

乳歯は永久歯よりも資質が成長しきっていないため、歯が柔らかく酸によって溶けやすいという特徴があります。

また、エナメル質や象牙質の厚みが永久歯と比べて半分程度しかないため、虫歯になると進行速度はかなり速いのです。

永久歯は虫歯が進行する速度は乳歯より遅いものの、治療が遅れると重症化することは変わりません。

乳歯とは違って生え変わることもないため、虫歯になったときはなるべく早く治療する必要があります。

まとめ

虫歯になったときは治療を受けるまで症状が進行し続けますが、進行のスピードを遅らせることはできます。

特に重要なのがブラッシングで、正しいブラッシングができなければ虫歯の進行を速めることになってしまうため、必要に応じて指導を受けるべきです。

また、口内が酸性の状態をなるべく短くすることも、虫歯の進行を遅らせるために重要となります。

乳歯は永久歯より進行が速いので、なるべく早く治療しましょう。

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【成城の歯医者】銀歯はどうしてダメなのか?

虫歯の治療で歯を削ったとき、削ったところにインレーやクラウンなどの補綴物を装着します。

補綴物はさまざまな素材で作られますが、その中で特に選ぶ人が多いのが、保険診療で作製できる銀歯です。

しかし、銀歯にはデメリットがあることをご存じでしょうか?

銀歯を装着することで生じるデメリットについて、解説します。

多くの人が選ぶ銀歯は、海外で使用が禁じられているケースもある

日本の虫歯治療では、特に希望がなければ銀歯を装着します。

銀歯は保険診療のため、他の治療より治療費が安いのです。

見た目が気になる場合には、銀歯は装着したくないと思うものです。

しかし、気にならない人であれば銀歯を選ぶことも多いでしょう。

特に、子どもの頃に虫歯治療を受けた場合は銀歯を選ぶことがほとんどです。

子どもは選択肢も分からないため、基本的には親が選んだものを装着しています。

途中で歯が生え変わることを考慮して、できるだけ治療費を抑えようと銀歯を選ぶケースもあるかもしれません。

実は、銀歯は使用を禁止している国もあります。

日本では厚生労働省によって使用が認められており、特に規制などはありません。

使用したからといって、身体に直接害があるわけではありませんが、他国で禁じられているものを使用するのは嫌だという人もいるでしょう。

銀歯のデメリットは?

銀歯のデメリットとしてまず挙げられるのが見た目です。

銀色をしているため、自然歯との色の違いは明白です。

口を開けたときに目立ってしまい、治療したことがわかってしまうでしょう。

前歯に銀歯を使用することはほとんどなく、大抵の場合は奥の方に使用します。

しかし、奥だからといって、目立たないというわけではありません。

大きく口を開けた際ははっきりと見えてしまうでしょうです。

次に挙げられるのが、金属アレルギーの人には不向きであるということです。

銀歯の原料は金銀パラジウム合金といい、銀をはじめとするさまざまな金属でできた合金のため、金属アレルギーの人には向いていません。

口内では常に唾液が生じていますが、金属イオンは唾液に少しずつ溶け出していきます。

体内に流れ込んで溜まっていくと、やがて金属アレルギーの原因となることもあるのです。

金属アレルギーではない人も、発症してしまうケースがあるため、治療を受ける際は注意が必要です。

まとめ

虫歯治療で、保険診療の素材であり基本的な治療に用いられるのは銀歯です。

しかし、銀歯は国によっては禁止されていることもある素材で、さまざまなデメリットがあります。

歯とは明らかに違う色であるため、口を開けたときに目立ってしまうことも難点です。

奥歯に使用しても、食事の際などに見えてしまうことは多いでしょう。

また、金属なので金属アレルギーの方には向いておらず、銀歯が溶け出して金属アレルギーを発症することもあります。

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