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【成城学園前駅の歯医者】麻酔認定医が行う「静脈内鎮静法」のメリットを解説します

歯科医院で治療を行う際に使用する麻酔は、一般的に表面麻酔と浸潤麻酔の2種類があります。

しかし、一部の歯科医院では、静脈内鎮静法という方法も行うことが可能です。

静脈内鎮静法には、どのようなメリットがあるのでしょうか?

静脈内鎮静法のメリットについて、解説します。

静脈内鎮静法の治療中のメリット

静脈内鎮静法とは、静脈に鎮静薬を点滴することで麻酔をかける方法です。

意識が朦朧とした半覚醒の状態になるため、痛みを感じにくくなっても問いかけには反応できます。

歯科治療に恐怖がある方でも、精神的な緊張が解けてリラックスできるというメリットがあり、緊張したり麻酔が効きにくく痛みを感じてしまったりする負担がなくなります。

また、治療中にずっと口を開けていても、苦痛を感じにくくなります。

緊張が取り除かれて、半分眠ったような状態でいるだけで治療が進められるため、気が付いたら終わっていると感じるでしょう。

歯科治療の中には、インプラント手術のように長い時間がかかるものもありますが、静脈内鎮静法であればあっという間に終わったように感じます。

また、治療中に刺激があっても反応が抑制されるため、循環や呼吸などのバイタルが乱れることはありません。

点滴を静脈に刺した状態であるため、何か異常が起こった場合に迅速な対応ができることもメリットでしょう。

治療を行う歯科医にとっても、長時間神経を集中する必要がある治療を落ち着いて行うことでき、治療結果も安定しやすいというメリットがあります。

静脈内鎮静法の治療後のメリット

治療を終えた後のメリットとして、健忘効果が挙げられます。

治療中に痛みを感じたり、恐怖が強かったりすると、歯科治療に対していいイメージを抱きにくいのですが、静脈内鎮静法であれば健忘効果があるため、嫌な記憶は残りません。

静脈内鎮静法を行うには、歯科医とは別に歯科麻酔医が必要とされます。

Kデンタルクリニック成城では、歯科麻酔認定医がいるため静脈内鎮静法雅可能で、治療中は麻酔医に鎮静薬の管理を任せることができ、治療に集中できます。

まとめ

静脈内鎮静法は、治療を受ける際の肉体的ストレス、精神的緊張がなくなるため、リラックスして治療を受けることができ、苦痛も伴いません。

反覚醒状態なので、問いかけにも答えることできます。

また、呼吸や循環などのバイタルが刺激によって乱れることもありません。

健忘効果もあるため、治療後に歯科治療に対する恐怖の記憶などは残らず、安心して治療を受けることができます。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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日付:  カテゴリ:新着情報

【成城学園前駅の歯医者】麻酔認定医が行う「静脈内鎮静法」について解説します

歯科医院では、虫歯や歯周病の治療、インプラント治療等で麻酔を使用し、通常は表面麻酔や浸潤麻酔を行います。

しかし、中には麻酔認定医による「静脈内鎮静法」が行われることもあります。

静脈内鎮静法とは、どのような麻酔でしょうか?

具体的な内容について解説します。

静脈内鎮静法とは?

歯科医院で麻酔を使用する場合、主な方法は2つあります。

歯茎の表面にジェル状の麻酔を塗布する表面麻酔と、注射器で歯茎に麻酔を注入する浸潤麻酔です。

どちらも部分麻酔ですが、歯科治療が苦手な人の場合、仮に痛みが無くても恐怖を感じてしまうかもしれません。

麻酔の注射を打たれることが怖い、という場合、全身麻酔であれば注射を打つことなく麻酔をかけられるでしょう。

しかし、たとえば虫歯や歯周病の治療をする際に、部分的に痛みを感じなくするだけで十分であるにもかかわらず、意識が無くなる全身麻酔をするのは大げさ過ぎます。

そんなときの第3の選択肢として挙げられるのが、静脈内鎮静法です。

静脈内鎮静法とは、通常の麻酔よりも効き目が強く、全身麻酔よりも麻酔の量を少量にとどめ、意識をある程度朦朧とさせる麻酔の方法です。

静脈内鎮静法は、静脈に点滴で鎮静薬を入れることで、半分眠ったような状態にします。

全身麻酔と違って意識が完全になくなるわけではないため、呼びかけに応じながら治療を進めていくことが可能です。

ただし、意識が朦朧とする分、希望がある場合は治療中に伝えられない可能性があるため、点滴前に伝えておく必要があります。

静脈内鎮静法を受けるための条件

静脈内鎮静法は、どの歯科医院でも受けられる訳ではありません。

策定されたガイドラインに沿って行わなくてはならないのです。

ガイドラインでは、自発的な気道確保や呼びかけに反応できることなどが定められているほか、モニターの装着や術中管理者の能力などが問われます。

さらに、麻酔に関しても定められています。

麻酔に関しては、歯科医とは別に歯科麻酔科医や麻酔認定医などの専門家の監視下で、鎮静管理を行わなければなりません。

通常の歯科治療とは違い、歯科医1人だけで治療することはできないのです。

当院は、歯科麻酔医であり日本歯科麻酔学会認定医が勤務しているため、静脈内鎮静法が行える資格を有しています。

静脈内鎮静法での治療を希望する場合は、是非ご来院ください。

まとめ

歯科治療における麻酔の中には、表面麻酔や浸潤麻酔の他に、半分寝ている状態にする静脈内鎮静法という方法もあります。

静脈内鎮静法は、点滴で鎮静薬を少しずつ注入していくことで意識を朦朧とさせる方法です。

完全に意識を失うわけではないため、治療中でも呼びかけに答えることができます。

ただし、施術には歯科麻酔の専門医や麻酔認定医が必要です。

認定医がいる、Kデンタルクリニック成城を是非ご利用ください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城学園前駅の歯医者】部分矯正(MTM)とはどのような治療なのか解説します

歯並びが悪い場合の治療として、矯正治療があります。

矯正治療は全体的な歯並びを治すのが基本ですが、中には一部の歯並びだけが悪いという人もいるでしょう。

歯並びが一部だけ悪いという人には部分矯正(MTM)が適していますが、どのような治療か知らなければ不安でしょう。

部分矯正(MTM)がどのような治療か、解説します。

部分矯正(MTM)とは?

矯正治療は、歯並びを全体的に治して歯を正しい位置へと動かすのが一般的で、全体のバランスを見ながら治療していきます。

しかし、中には全体の歯並びが問題なくても、1~2本だけなどごく一部の歯だけずれているという人もいるでしょう。

ごく一部の歯だけ飛び出したりねじれていたりする場合、全体の歯並びを整えるための全体矯正ではすべての歯に力がかかるため、目的とする歯にかかる力が弱くなってしまい、他の歯も正しい位置からずれてしまうこともあります。

ごく一部の歯だけ動かしたい場合は、部分矯正(MTM)で治療しましょう。

MTMとは Minor Tooth Movementの略称で、部分的に矯正治療をするための治療であることを意味しています。

部分矯正(MTM)を行うケース

部分矯正は全体的な歯並びは問題ないケースで行われます。

中には、1本だけずれていてもあまり不便に感じないという人もいるでしょう。

しかし、たとえ一部の歯がずれているだけでも、矯正治療をした方がいいケースもあります。

たとえば、ずれている歯の近くの歯にブリッジ治療やインプラント治療を行うケースなどです。

歯並びにずれがあると、ブリッジを装着する際に力がバランスよくかかりません。

インプラントの場合はインプラント体を埋め込んで上部構造という義歯を装着するためのスペースが足りなくなることもあります。

また、親知らずの抜歯をする際、部分矯正で親知らずを外に引っ張っておくと、抜歯の際の負担が少なくなります。

以上のとおり、部分矯正はさまざまなケースで必要となるのです。

まとめ

歯並びを整える歯列矯正の中には、全体的な歯並びの治療だけではなく、一部の歯並びだけを治療する部分矯正(MTM)も含まれています。

部分矯正は、1~2本などごく一部の歯だけがはみ出している場合などに行う治療で、余分な場所に力がかからないため集中的に治療できる点が特徴です。

ブリッジ治療やインプラント治療を受ける場合、治療の前に必要であれば部分矯正を行った方が治療しやすくなるでしょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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日付:  カテゴリ:矯正歯科

【成城学園前駅の歯医者】部分矯正(MTM)でブリッジ治療が長持ちする理由を解説します

歯並びのごく一部、たとえば1~2本の歯だけ悪いような場合は、部分矯正(MTM)による治療がおすすめです。

部分矯正(MTM)は、全体矯正よりも短期間で治療できます。

ブリッジ治療を行う前にも、歯並びの一部にずれがある場合は部分矯正がおすすめです。

なぜ、ブリッジ治療の前に矯正する必要があるのか、解説します。

ブリッジ治療前に部分矯正(MTM)が必要な理由

歯が虫歯や歯周病、あるいは事故などで失われたとき、歯並びにはスペースが空いてしまいます。

歯は、隣にスペースがあると倒れ込むため、隣の歯がどんどん傾いてしまいます。

長い間放置していると、全体の歯が少しずつ傾いてしまうこともあるため、隣の歯だけが傾いている時点で治療をするべきです。

ブリッジ治療の場合、両隣の歯を土台とするため、傾いている歯に被せることとなりますが、傾いたままだと治療が困難となります。

歯が傾いたままブリッジの土台にしてしまうと、さまざまなデメリットがあります。

部分矯正(MTM)を行って歯をまっすぐにしてからブリッジ治療を行うと、デメリットもなく治療もしやすくなるでしょう。

部分矯正(MTM)をしないデメリット

歯が傾いた状態で部分矯正(MTM)をしないままブリッジ治療をすると、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

主なデメリットについて、解説します。

ブリッジ治療をするためには、土台となる歯を削って平行にする必要がありますが、傾いていると削る量が大きくなってしまい、傾き方によっては歯の神経を除去することになるかもしれません。

また、歯を削ったとしても歯根部分に関しては傾いたままなので、歯の根元に汚れが溜まりやすくなってしまいます。

溜まった汚れが虫歯や歯周病の原因になるため、歯の健康を損ねてしまうでしょう。

歯根が傾いていると、噛んだ時にかかる力が歯の角度とは異なる方向にかかってしまうため、歯には斜めの力がかかります。

斜めに力がかかった歯は、力に負けて曲がることもあるでしょう。

部分矯正(MTM)を受けて歯をまっすぐにすることで、以上のデメリットはほとんどなくなります。

土台となる歯を守ることで、ブリッジも長く使えるようになるのです。

まとめ

ブリッジ治療が必要な歯は、歯がなくなってから時間が経過していると横の歯が傾いてしまいます。

ブリッジ治療で土台となる歯が傾いたままの状態で治療を行うと、歯を大きく削る必要があり、神経を除去することになるかもしれません。

ブリッジ治療を行う前に、部分矯正(MTM)を受けて歯をまっすぐにすることで、土台となる歯も守られてブリッジも長く使えるようになります。

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【成城学園前駅の歯医者】部分矯正(MTM)が虫歯などの予防になる理由を解説します

歯並びが悪いときは矯正治療を行いますが、特にわずかな本数の歯だけを動かす場合は、部分矯正(MTM)という治療を行います。

部分矯正(MTM)は歯並びを治すことができ、見た目がよくなるだけでなく、虫歯や歯周病の予防にもなるのです。

なぜ、部分矯正(MTM)が虫歯や歯周業の予防になるのか、解説します。

虫歯や歯周病の原因

虫歯や歯周病は、原因となる細菌によって発症する細菌感染症です。

原因となる細菌はそれぞれ異なり複数の種類がありますが、程度の違いこそあれ、ほとんどの人の口内に存在しています。

細菌が増えてしまうと、虫歯や歯周病が発症します。

細菌が増える原因となるのは、歯に付着している汚れです。

汚れが多いと、虫歯や歯周病の原因菌が増えてしまいます。

歯に付いている汚れは、虫歯の原因菌が酸を産生するための原料となりますが、放置していると歯垢(プラーク)となり、内部で虫歯や歯周病の原因菌が増えてしまいます。

歯垢が固まると歯石となり、歯垢よりも落ちにくくなってしまうのです。

部分矯正(MTM)を受けた変化

歯並びが悪いと、歯が重なり合ったりずれていたりするせいで、歯磨きをしても汚れが残りやすくなります。

残った汚れは、虫歯や歯周病になるリスクを高めます。

部分矯正(MTM)を受けると、歯並びが整って重なったりずれたりしている状態が解消されるため、歯磨きも残さず行うことが可能です。

汚れをしっかりと落とすことができれば、虫歯や歯周病になる可能性を低くできます。

歯が重なって生えている部分は、虫歯になっている確率が格段に高くなっているのです。

歯並びを整えておくことで、虫歯や歯周病になる可能性を下げ、歯を失う可能性も低くなります。

以上のとおり、部分矯正(MTM)には、見た目をきれいにするだけではなくさまざまなメリットがあります。

歯並びに悪いところがあって気になる場合は、一度相談してみてください。

まとめ

一部の歯並びが乱れている場合は、部分矯正(MTM)を受けることで歯並びを整えることができます。

歯並びを整えると、見た目がよくなるのはもちろんですが、歯を丁寧に磨くことができて磨き残しが少なくなるため、虫歯や歯周病の原因となる細菌の増殖を妨げ、病気を防ぐことにもつながります。

歯並びが一部だけずれている場合は、部分矯正(MTM)の相談をしてみましょう。

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【成城学園前駅の歯医者】虫歯が深い部分の部分矯正(MTM)のメリットを解説します

虫歯を治療せずに放置していると、どんどん深くまで感染が進んでしまいます。

虫歯の治療後には被せものを着けて歯を削った部分をカバーしますが、骨と被せものとの間には幅が最低2mm必要です。

しかし、虫歯が深くなると足りなくなることもあります。

部分矯正(MTM)で、被せものを装着できるようになるのでしょうか?

虫歯が深くなるケース

虫歯とは、歯に虫歯の原因菌である細菌が感染することでかかる、感染症です。

最初は歯の表面のエナメル質に感染して、エナメル質を溶かしながら象牙質に感染し、さらに象牙質を溶かして内部の歯髄へと感染します。

虫歯の治療は、基本的に感染した部分を削って除去しますが、歯を削ることで歯はどんどん小さくなっていきます。

また、あまりに感染部分が広がっている場合は、削るのではなく抜歯するケースもあるでしょう。

感染が深くなると、歯冠部分がほとんどなくなってしまうこともあります。

元々細菌によって多くの部分が溶かされてしまい、さらに歯を削ることで表面部分にはごくわずかにしか歯が残りません。

虫歯の治療痕には被せものを装着するのが一般的ですが、被せものと歯を支えている歯槽骨との間には、最低2mmmの幅が必要です。

しかし、場合によっては幅が足りないこともあるでしょう。

幅が足りない場合に、部分矯正(MTM)で解決できることがあります。

幅が足りない場合の部分矯正(MTM)の働き

通常、被せものと骨との間に2mmの幅がない場合は、歯肉を下げて外科処置を行い、骨を削ることで必要な幅を確保します。

しかし、歯茎を下げると見た目も悪くなり、歯周病が進行しやすくなってしまうことがデメリットです。

部分矯正(MTM)の場合は、歯茎の中に埋まっている歯根部分を上に引っ張り上げることで、歯を上に持ち上げることができます。

骨を削るための外科処置も必要なく、見た目も悪くなりません。

また、歯周病のリスクが高くならないことも、メリットです。

骨を削る必要もないため、歯を支える力が弱くなることもありません。

被せものを着ける幅が足りない場合は、部分矯正(MTM)を行いましょう。

まとめ

虫歯の治療をして被せものを装着する際は、被せものと歯を支えている骨との間に少なくとも2mmの幅が必要です。

しかし、虫歯が深くまで進行してから治療した場合は歯があまり残らないため、十分な幅がないかもしれません。

幅が足りない場合は、外科手術で骨を削る方法もありますが、部分矯正(MTM)で歯を骨の中から引き上げるという方法も選べます。

まずは、部分矯正(MTM)が可能かどうか確認しましょう。

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【成城学園前駅の歯医者】筋機能療法とはどのようなものかを解説します

子供の受け口を改善する矯正治療装置であるムーシールドは筋機能訓練装置ともいい、歯並びではなく口周辺の筋肉や機能性などを訓練し、改善します。

ムーシールドによる治療を行う際は、外した時のために、筋機能療法も並行して行った方がいいでしょう。

ムーシールドと並行して行いたい筋機能療法について、解説します。

筋機能療法とは?

筋機能療法は、 MFT(Myofunctional Therapy)とも呼ばれるトレーニング方法で、口の周りの筋肉や舌などを対象として、筋力や機能性を向上させることを目的としています。

日常生活における機能を改善することができるという点は、ムーシールドと共通しています。

筋機能療法は発音の改善に効果的であり、筋力を強化することで発音の正確さと流暢さを向上させることができます。

発声練習や音声指導を組み合わせることで、発音の問題を改善できるのです。

基本的なアプローチ方法は、顎、口、舌の筋肉を鍛えることです。

口や周囲の筋肉を鍛えることで、発音に関係している筋肉の筋力や柔軟性が向上し、正確に発音することが可能となります。

また、発音を改善するには筋肉を向上させることだけではなく、発声練習や音声に関する指導も必要です。

組み合わせて行うことで、効果はさらに高まります。

継続してトレーニングを続けることも重要で、個別にプログラムを作製するとさらに効率よく改善できます。

受け口だけではなく、発音の改善にも筋機能療法はおすすめです。

筋機能と噛み合わせの関係

人間の歯は、上下の歯が噛みあうようになっています。

前歯は少しズレていますが、奥歯は上下で同じ場所の歯が合うようになっているのです。

しかし、中には噛み合わせがズレている人もいます。

噛み合わせは、顎の健康や咀嚼筋の機能に大きな影響を与えます。

噛み合わせが正しくないと、顎関節が痛む、顎が動かしにくくなるといった問題が生じるでしょう。

あるいは咀嚼が困難になったりすることもあります。

また、噛み合わせが悪いことで顎関節症になってしまうケースもあります。

顎変形症など、さらに重篤な病気の原因となることもあるため、少し噛みにくいだけだと思って放置してはいけません。

筋機能療法によって、顎の筋肉を強化して噛み合わせを改善することができます。

特定の筋肉を的確に鍛えることができるトレーニングであるため、噛み合わせのバランスを整えて顎の健康を促進することができるのです。

筋機能と噛み合わせの関係を改善するには、筋機能療法以外にも、矯正治療で適切な噛み合わせにすること、咬合調整をすることなどが必要なケースもあります。

また、日常生活におけるストレスの管理なども必要です。

まとめ

ムーシールドによる筋機能訓練以外にも、筋機能療法というトレーニングを行うことで、受け口の治療を効率的に進められるようになります。

筋機能療法は特定の筋肉を的確に鍛えることができるトレーニングで、顎や舌、口の周りの筋肉など、必要な筋肉をバランスよく鍛えることができるのです。

噛み合わせの改善にも有効ですが、噛み合わせに関しては別途矯正治療や咬合調整などが必要なケースもあるでしょう。

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【成城学園前駅の歯医者】筋機能訓練装置(ムーシールド)の主な効果を解説します

不正咬合の治療をする際に使用する矯正装置には、さまざまな種類があります。

子供の反対咬合(受け口)を治す場合の矯正装置の一つが、筋機能訓練装置(ムーシールド)という装置です。

筋機能訓練装置(ムーシールド)はどのような効果がある装置なのでしょうか?

筋機能訓練装置の主な効果について、解説します。

筋機能訓練装置(ムーシールド)とは?

矯正治療の中でも人気のあるマウスピース矯正には、さまざまな種類があります。

中には子どもの矯正治療に特化したものがあり、たとえばプレオルソは、子どもの噛み合わせの矯正によく使用される矯正装置です。

ムーシールドも子供用の矯正装置の1つで、子供の反対咬合(受け口)の治療に特化しています。

筋機能訓練装置とも呼ばれ、原因を改善していくことが可能です。

子供の受け口の原因の1つに、舌の位置や動きがあります。

ムーシールドは、舌の位置を正しい位置へと導き、頬側の筋肉に異常な力がかかることを防ぎます。

そうすることで、歯に余計な力がかからなくなり受け口が改善されます。

ムーシールドの主な効果

ムーシールドには、主に3つの効果があります。

1つ目は、舌を上に持ち上げることで上顎を広げるという効果です。

舌は、上顎に触れている状態が正しい位置です。

舌を上に押し上げることで、上顎が下顎よりも広くなり、下顎の方が広くなる受け口を防ぐことができます。

受け口の場合、舌を上顎につけることができないので、ムーシールドで強制的に持ち上げて改善します。

2つ目は、下の前歯が出るのを防ぐ効果です。

受け口の場合、舌が上顎に付かない代わりに下の前歯に当たってしまうため、下の前歯が前に押し出されやすくなります。

前歯が押されることで、さらに受け口が悪化するのです。

ムーシールドで舌を押し上げることで、前歯が押されなくなるため受け口の悪化を防ぐことができます。

しばらく舌を当てないようにしておけば、動いた歯も徐々に元の位置へと戻っていきます。

3つ目は、頬の筋肉によって上顎が狭くならないようにする効果です。

嚥下の際に口の周りの筋肉に余分な力が入る異常嚥下癖があると、頬の筋肉によって上顎が狭められてしまいます。

ムーシールドを使用すると頬の筋肉に余計な力が入らないようにできるので、上顎が狭まることを防止できます。

まとめ

ムーシールドは、子供の反対咬合(受け口)を治すための筋機能訓練装置という矯正装置です。

舌を上にあげる効果があるため、反対咬合で舌が上顎に付かないという人でも押し上げることができます。

また、舌を正常な位置に置き、上顎の成長を促すことが可能です。

上顎につかない舌は下の前歯を前に押し出してしまうことが多いのですが、ムーシールドで上にあげることで下の前歯が押されるのを防止できます。

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【成城学園前駅の歯医者】ムーシールドと一緒に行うべき治療法を解説します

子供が受け口の場合は、ムーシールドという筋機能訓練装置で治療することが可能です。

ただし、ムーシールドだけで治療するのではなく、他の治療も一緒に行った方が効果的で、治療効果も長く続きます。

ムーシールドと一緒に行うべき治療とは、どのようなものでしょうか?

主に行うべき2つの治療について、解説します。

筋機能療法

ムーシールドは、筋機能訓練装置ともいわれます。

単に歯並びを治す矯正装置とは違い、口の周りの筋肉や機能性も改善するための装置という意味です。

筋機能については、筋機能療法というトレーニングもあるため、一緒に行うとより効果が高まります。

筋機能療法とは、MFT(Myofunctional Therapy)とも呼ばれる、舌や口の周りの筋肉を正しい動きにするためのトレーニングです。

受け口の原因は単に歯並びが悪いだけではなく、周囲の筋肉によって圧力がかけられたことが原因となることもあります。

ムーシールドは、頬の筋肉からかかる圧力に関してもカバーできます。

なお、ムーシールドは24時間装着し続けなければならないわけではなく、外す時間もあります。

外している間はカバーできず、頬の筋肉からの圧力を受けて矯正した分も戻ってしまうことが問題です。

筋機能療法によるトレーニングは、矯正した分が戻らないように必要となります。

舌小帯の切断

受け口の直接の原因というわけではありませんが、舌小帯短縮症の場合は受け口になりやすい傾向があります。

舌小帯短縮症とは、舌と下顎をつなぐ舌小帯という筋が通常より短いというものです。

舌小帯が短いと、舌の動く範囲が狭くなります。

下顎に近い位置にあるため、上顎まで舌が届かなくなってしまうのです。

上顎に舌が届かないと、受け口の原因となります。

筋機能療法によって舌小帯を伸ばすことができるケースもあります。

たとえば、短縮状態が強い場合には改善できる可能性が高いでしょう。

改善できない場合は、舌小帯を切断して除去することになるかもしれません。

まとめ

ムーシールドは筋機能訓練装置といい、受け口の歯並びだけではなく、口の周囲の筋肉や機能性の改善も行うことができる装置です。

しかし、ムーシールドだけでは筋肉や機能性の改善が不十分となることもあるため、並行して筋機能療法(MTF)も行った方がいいでしょう。

また、舌小帯が短いために受け口になっている場合は、筋機能療法で改善できるケースもあります。

改善できない場合には、切除することになるかもしれません。

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