「セカンドオピニオン」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
セカンドオピニオンとは、主治医の診断を踏まえて他の歯科医院で再び診察を受け、異なる診断がないかを確認する方法です。
歯科治療において、セカンドオピニオンを受ける場合のポイントを解説します。
セカンドオピニオンを受ける歯科医院の選び方
セカンドオピニオンを受けようと思った場合、どの歯科医院を選ぶか考えなくてはいけません。
まずは、口コミやホームページからわかる情報を基に、いくつかのポイントをチェックしましょう。
最初にチェックしたいのは、専門医が在籍しているかどうかをチェックしてください、
たとえば、矯正治療のセカンドオピニオンを受けたい場合には、矯正専門医がいるかどうかを確認します。
なぜなら、矯正治療の専門医は、高度な知識や技術を持っていることが証明されている歯科医師であるからです。
専門医は診断なども正確に行ってくれるため、受診することで疑問や不安を解消できるでしょう。
次にチェックするのが、設備です。
昔からある歯科医院の中には、設備を更新せず、古いまま使用しているケースがあります。
検査機器などがあまりに古いと、診断の正確性にも影響が出てしまうので注意が必要です。
設備を新しくしているということは、診断の正確さを重視している歯科医院といえます。
ホームページに掲載している歯科医院もあるので、行く前に確認してください。
受診してからわかる信頼度
事前に調べてもあまりわからず、実際に歯科医院を訪れて受診してから初めて分かるポイントもあります。
受診した際にはどのようなポイントをチェックするべきでしょうか?
まず、チェックしたいのが、カウンセリングです。
時間をかけて丁寧にカウンセリングを行うか確かめましょう。
なぜなら、セカンドオピニオンでは、自分の考えを伝えることはもとより、医師の意見を聞くことが重要であるからです。
カウンセリングの時間が短いと十分な情報のやり取りができません。
仮に検査の質が高かったとしても、カウンセリングの時間が不十分であれば、不安やわからない点を解消することはできないでしょう。
カウンセリングの時間がどのくらいなのかを予め知りたい場合、事前に歯科医院に問い合わせてみることをおすすめします。
次に、院内の雰囲気をチェックしましょう。
なぜなら、院内の雰囲気が治療の満足度にも影響するからです。
清潔感はもちろん、スタッフの対応や仲の良さなどにも注目しましょう。
通院したいと思える歯科医院か、よく考えてみてください。
なお、セカンドオピニオンの際は、他の歯科医院の悪口を言わないほうがいいでしょう。
悪口をいうことで、「気難しい患者さんかもしれない」との誤解を与える恐れがあります。
また、セカンドオピニオンは、歯科医院を変えるための方法や相性のよい歯科医師に乗り換えるための方法ではない、という点にも注意してください。
自分の主治医である歯科医師以外の意見を聞くことで、今受けている治療や、今後の治療を安心して受けるために、セカンドオピニオンという方法があります。
まとめ
セカンドオピニオンを受ける歯科医院は、どこでもいいというわけではありません。
セカンドオピニオンを受ける歯科医院を選ぶ際は、専門医がいて新しい検査機器などの設備を使用しているところを選びましょう。
また、実際に受診したときはカウンセリングにかける時間や院内の雰囲気などもチェックしてください。
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