冷たいものや熱いものが歯にしみて痛みが生じる状態を知覚過敏といいます。
知覚過敏には予防法があります。
歯科医院で予防のための処置をしてもらうことも可能ですが、セルフケアでも予防は可能です。
知覚過敏のセルフケアはどのような方法があるのか、解説します。
自宅でできるセルフケアとは?
知覚過敏を予防するためには、自宅でセルフケアを行うのが有効です。
セルフケアはどのような方法があるでしょうか?
まず大切なのは、適切なブラッシングです。
知覚過敏になるとブラッシングでも痛みが生じるため、注意しなければなりません。
歯ブラシを柔らかいものにして、弱めの力でブラッシングする、歯茎の近くを磨きすぎないなどの点に気を付けてケアすることが大切です。
とはいえ、適切な力で磨くというのは簡単なことではありません。
無意識のうちに強い力で磨いてしまったり、同じところばかりを磨いていたりすることもあります。
一度歯科医院でブラッシング指導を受けて、磨き残しがある場所などを確認し、正しいブラッシング方法を指導してもらうといいでしょう。
歯がしみるような症状がある場合には、炭酸飲料や柑橘系の果物、お酢などの酸性が強い食品の摂取を控えましょう。
また、食後はなるべくすぐにうがいを行い、口内が酸性の状態になっている時間をなるべく少なくすることも大切です。
知覚過敏予防のための歯磨き粉の選び方
知覚過敏の予防を考えて歯磨き粉を選ぶ場合には、いくつかの点に注意しなくてはいけません。
まず、注意するのは歯磨き粉の成分です。
歯磨き粉に配合された成分の中に、予防に必要なものが含まれているのかチェックしてください。
歯磨き粉の成分には違いがあるため、知覚過敏を予防するためにはフッ素や乳酸アルミニウム、硝酸カリウムなどが配合されているものではなくてはいけません。
また、発泡剤が含まれている歯磨き粉と含まれていない歯磨き粉がありますが、知覚過敏の予防には発泡剤が役立ちます。
なぜなら、成分を口内全体に広げることができるからです。
ただし、研磨剤も含まれていると知覚過敏が悪化する可能性があるため、注意しましょう。
さらに、歯磨き粉に含まれる成分が知覚過敏の予防のみならず、他のケアにも有効なのかチェックすることも重要です。
ホワイトニング効果のある成分や、虫歯・歯周病を予防できる成分も含まれていると、健康な歯の維持に役立つでしょう。
まとめ
知覚過敏を防ぐためには、セルフケアをすることも大切です。
セルフケアで重要なのがブラッシングです。
正しい方法でブラッシングするだけでなく、柔らかい毛先の歯ブラシに変え、弱い力で磨きましょう。
また、歯磨き粉も重要なので、種類や成分などをきちんと確認し、適切なものを選んでください。
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