親知らずが生えてきた時、他の歯に悪影響を及ぼすとの判断から抜歯をするケースがあります。
親知らずを抜歯した後は、いくつかの点に注意しなければなりません。
親知らずを抜歯した後、どのような点に注意すべきなのか解説します。
親知らずを抜歯後の注意点①痛み
親知らずを抜歯した後に注意する点として、まずは痛みが挙げられます。
抜歯をする時は麻酔をかけているため、ほとんど痛みはありません。
しかし、麻酔が切れた後に強い痛みを生じることがあるのです。
痛みの強さは個人差があり、抜歯をする際の方法や口の中の状態によっても違いがあります。
痛み止めが処方されるので、痛みが強い時は無理に我慢せず服用しましょう。
親知らずを抜歯後の注意点②出血
親知らずの抜歯をした後は、翌日の朝くらいまでじわじわと出血するケースもあります。
出血が続いている場合は、ガーゼを20~30分ほど噛んで圧迫し、止血しましょう。
圧迫しても出血が収まらない場合は、歯科医院に連絡して診察してもらうことをおすすめします。
親知らずを抜歯後の注意点③腫れ
親知らずを抜歯した後は、腫れてくることもあります。
個人差があるため、必ず腫れるというわけではありません。
腫れる場合は抜歯から2~3日後がピークとなることが多く、3日以降は徐々に腫れが落ち着いてきます。
ごくまれなケースですが、内側が腫れることで舌が挙上してしまい、気道閉塞が起こるケースもあります。
腫れがなかなか落ち着かない場合や大きく腫れている場合には、歯科医院で診察してもらいましょう。
親知らずを抜歯後の注意点④抜歯後の穴
親知らずの抜歯をした後は、歯が生えていた部分が穴になっています。
穴の奥には、黒いジェル状の血の塊があります。
血の塊は血が固まったかさぶたで、血餅と呼ばれるものです。
血餅には、傷口の回復や止血をする機能があるため、血餅が穴から飛び出さないように注意してください。
食べ物が穴の中に入ってしまった場合も、あまり気にせず軽く口をゆすいでおきましょう。
まとめ
親知らずの抜歯は、他の歯の抜歯よりも難しく複雑な治療を行うため、さまざまな点に注意しなければなりません。
注意を怠ると、抜歯後に傷口が悪化して完治するまでに時間がかかる恐れがあります。
痛みや腫れ、出血が伴うことは当然ですが、痛みが強い場合や出血がなかなか止まらない場合や、腫れが大きいと感じる場合などは無理をせず、歯科医院で診察を受けましょう。
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