歯科医院で治療の補助を行う衛生士は、通常であれば治療を受けるたびに違う人が担当しますが、近年では同じ人がずっと担当する、担当制も増えています。
衛生士が担当制になって、毎回同じ人が治療してくれると、何かメリットがあるのでしょうか?
衛生士担当制のメリットについて解説します。
衛生士の担当制とは?
歯科医院で治療を行う際、虫歯の治療などは歯科医が行うものの、歯の汚れを落とすクリーニングや治療の補助などは衛生士が行います。
歯科医1人につき衛生士は何人かいて、治療を受けるたびに違う人が付くことが多く、「歯科衛生士さんは毎回変わる」というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、近年では同じ人がずっと担当するケースも増えているのです。
これを担当制といいます。
背景には「衛生士は歯科医の補助」という従来の考え方ではなく、「歯科医と同じく治療に責任をもってあたる」という考えがあり、同じ人が担当としてつくのです。
基本的には初回に担当となった衛生士が、治療を終えてメンテナンスを行うときも担当を続けることとなるため、「安心できる」と感じる人も多いでしょう。
ずっと歯の健康を保つことができるように患者と向き合ってくれるため、信頼できる相手とともに治療を受けることができます。
担当制のメリット
毎回同じ衛生士が治療に携わってくれるようになると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
担当制になると、前回話した内容や相談なども覚えておいてもらうことができるため、コミュニケーションがとりやすくなり、アドバイスを貰うこともできます。
担当はずっと変わらないため、治療を受けている間にどう変化したのかもしっかりと把握してもらえるでしょう。
歯だけではなく、歯茎や口内環境などの変化もわかるため、本人が気付いていないトラブルなども発見してもらえます。
初期の虫歯も発見することができ、歯周病も自覚症状がない段階で見つけられるため、悪化する前に治療して歯や歯周組織へのダメージを防ぐことができるのです。
口内の変化にもすぐに気づき、口腔ケアグッズも適切なものを提案してもらうことができるため、衛生士が担当制の方が安心して通うことができます。
まとめ
歯科医院で治療の補助をしてくれる衛生士は、基本的に毎回違う人が担当しますが、衛生士担当制という毎回同じ人が専任で担当になる制度を導入している歯科医院もあります。
衛生士担当制の場合は、治療を受けている間の経過をきちんと把握して、トラブルが起こっているときなどはすぐに気づいてもらえる点がメリットです。
また、虫歯や歯周病なども初期状態で発見でき、口内環境を把握して適切な口腔ケアグッズも提案してもらえるでしょう。
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