「歯を白くするためにホワイトニングを受けたいけれど、虫歯があるのが気になる」という人もいるでしょう。
虫歯がある場合には、ホワイトニングを受ける前に虫歯の治療を行うべきです。
なぜ、虫歯の治療を優先しなくてはならないのでしょうか?
虫歯の治療後にホワイトニングをする理由について、解説します。
虫歯がある状態でホワイトニングをした場合
そもそも、ホワイトニングは虫歯があるとできないのでしょうか?
実は、虫歯があるとホワイトニングができないというわけではありません。
ただし、場所や状況が限定されます。
なぜなら、虫歯の治療より先にホワイトニングを行ってしまうと、ホワイトニングを受けた歯と虫歯治療の後で装着するクラウンやインレーなどの補綴物の色が合わなくなってしまうからです。
ホワイトニングは人工物には効果がないため、色を合わせるにはもう一度補綴物を作り直さなければなりません。
二度手間になってしまうため、先に虫歯治療を行ったほうがいいのです。
また、虫歯を悪化させない、という観点からも、先に虫歯治療を行ったほうがいいでしょう。
ホワイトニングの基本的な方法は、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングです。
歯を十分に白くするには2~4回は施術を受けることになりますが、虫歯がある状態でホワイトニングを行うと、虫歯がひどくなってしまう可能性があります。
ホワイトニングで歯が弱くなるのか
ホワイトニングの施術を受けると歯が弱くなってしまうという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
これは根も葉もない話で、実際にはホワイトニングで歯が弱くなるということはまずありません。
ホワイトニングを受けると歯が白くなるため、笑顔の魅力が増し、黄色い歯の人よりも清潔感があります。
施術中にしみることもありますが、常にしみるわけではなく、ストレスを感じるほどではないため安心です。
また、施術を受けるため定期的に歯科医院へと通院するのが難しい場合には、ホームホワイトニングという方法もあります。
ただし、一度ホワイトニングを行ったからといって、その白さがいつまでも続くわけではありません。
いずれは元に戻ってしまう点に注意が必要です。
まとめ
虫歯があると、ホワイトニングを受けるのをためらってしまうかもしれません。
虫歯がある状態でホワイトニングを行うと、後で虫歯を治療した際に補綴物とホワイトニングを受けた後の歯の色が合わなくなります。
また、先にホワイトニングを受けると、虫歯が悪化することもあります。
そうならないためにも、虫歯を治療してからホワイトニングを受けてください。
なお、ホワイトニングで歯が弱くなるというのは根拠のない噂話でしかありません。
安心して施術を受けてください。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。