顎に痛みがあったり、口を開けた時に音が鳴ったりした場合には、顎関節症を疑います。
しかし、中には「本当に顎関節症なのか」と疑う人もいるでしょう。
セルフチェックをしてみると、顎関節症かどうかをある程度判断することが可能です。
セルフチェックはどのように行えばいいのか、解説します。
顎関節症のセルフチェックの重要性
顎関節症は、顎の関節に痛みが生じたり、開閉時に音が鳴ったりする病気です。
放置して悪化すると、口が開けられなくなることもあるため、なるべく早い段階で治療する必要があります。
しかし、顎関節症かもしれないというだけでは、病院に行くのを億劫に思う人もいるでしょう。
また、軽度の顎関節症は放置していれば治ることもあります。
まずは、顎関節症のセルフチェックをしてみましょう。
セルフチェックをしても、特別当てはまるところがなければ問題ありません。
しかし、該当する点がある場合には、一度検査を受けてみることをおすすめします。
セルフチェックは絶対に当たるというわけではありませんが、参考にはなるでしょう。
セルフチェックの方法
セルフチェックをする場合には、どのような方法があるのでしょうか?
セルフチェックは、マッサージや鏡などを用いて行います。
具体的には、何をするのでしょうか?
マッサージをしてセルフチェックを行うにあたり、まずは、痛みがある箇所を確認してください。
顎に力を入れた時に膨らむ場合は、咬筋に問題があるかもしれません。
頭の側面に力を入れたときに痛むのは、側頭筋という筋肉です。
耳の付け根から頭頂部まで、軽く握った状態のこぶしや指の腹を使い、左右に揺らすようにしてマッサージをしてください。
次に、人差し指、中指、薬指の3本の指を使って、縦にした状態で口に入るかどうか確認してみましょう。
入らなかった場合は、開口障害かもしれません。
鏡を見ながら口をゆっくり開閉してみて、顎がずれたり左右に揺れたりするようなら、顎関節症の疑いがあります。
痛みがなくても症状が進行することもあるため、注意が必要です。
まとめ
顎関節症は放置していても治ることがある病気ですが、悪化すると口をほとんど開けることができなくなることもあります。
そのため、顎関節症の疑いがある場合には、一度診察を受けてみることをおすすめします。
本当に顎関節症なのか確認するためにも、セルフチェックを行いましょう。
セルフチェックは、自分で簡単に顎関節症の可能性があるかを確認できる方法です。
セルフチェックで当てはまる点がある場合は、一度診察を受けてみてください。
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