歯は、年齢を重ねるごとに保ち続けるのが難しくなっていきます。
80歳で20本の歯が残っているのが理想的ですが、中には歯を失って入れ歯やインプラントになる人もいます。
歯を失う原因は様々で、突発的な出来事で失う人もいれば普段の手入れを怠って失う人もいるのです。
歯を大切にするためには、どうするべきでしょうか?
歯は年齢とともに劣化していく
赤ん坊は、生まれたばかりの頃は歯がありません。
そこから成長に伴ってまずは乳歯が生え、やがて永久歯へと生え変わります。
しかし、永久歯はその名前と違って永久に残るとは限らないのです。
歯は、年齢を重ねていくとともに劣化してしまいます。
また、そうではなくても虫歯になってしまい、歯を削ったり抜歯したりすることで歯を失ったという人もいるでしょう。
歯を失う際は、破折という状態になることもあります。
転倒した時などに折れてしまうケースや、固いものを噛んだり歯ぎしりしたりすることによって負荷がかかって折れてしまうケースのことで、突発的に歯を失った場合は破折したと言えるでしょう。
特に、歯の本数が少なくなると残った歯には大きな負担がかかるようになるため、破折の可能性が高くなってしまいます。
加齢によって歯がもろくなってしまったため、破折することもあるでしょう。
歯周病でも、歯を失うケースがあります。
加齢でも起こりうるのですが、歯肉が退縮して歯が抜けてしまったり、歯を支えている骨が減少したりするのです。
また、糖尿病になった場合や筋力が低下した場合、あるいは服用している薬の副作用などで口内の唾液分泌量が減少し、口内環境が悪化することで歯を失うこともあります。
今は問題無くても、将来的にはこのような理由で歯を失う可能性があるのです。
歯を守るにはどうしたらいい?
永久歯を失った場合は、もう新たに生えてくることはありません。
失ってしまった時は、インプラントや入れ歯など代替品を使用することになるでしょう。
そんな事態を避けるには、歯を失わない努力が必要です。
どうすれば、歯を失わずに済むのでしょうか?
歯を失わないためには、普段のメンテナンスが重要です。
歯磨きはしっかりとしているつもりでも、よく磨けていない所があるかもしれません。
このような状態になるのを避けるためにも、予防歯科を受診しましょう。
予防歯科では、クリーニングによって普段の歯磨きでは落としきれない汚れや歯石などを除去してくれるため、治療を受けると虫歯になる可能性を低くできるのです。
また、歯磨きについても指導してくれるため、磨き残しを減らすことにもなります。
定期的に予防歯科を受診して検診を受けることで、歯にトラブルが生じても早期に対応することができます。
虫歯を治療するのではなく、虫歯にならないことを心掛けましょう。
まとめ
歯は、生えてから長く付き合っていくものです。
失わずになるべく長く保つには、普段の手入れなどが重要です。
年齢を重ねてもできるだけ多くの歯を残したい、虫歯にならないようにしたいという場合は、まずは予防歯科を受診してみてください。
そうして、歯の手入れについてアドバイスを聞き、長く残せるようにしましょう。
目指すは80歳で20本の歯が残っている状態なので、虫歯の際も歯を残す治療を行う歯科医院を選んでください。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。