インプラント治療は、歯を失った方に人気の治療法です。
しかし、インプラント治療はどのような方でもできるというわけではありません。
中には、インプラント治療がおすすめできないケースもあるのです。
どのような時、インプラント治療ができないのか解説します。
今後はできるケース
インプラント治療が難しいという方の中には、現状では難しいものの今後できるようになる、という方もいらっしゃいます。
どのようなケースであれば、今後できるようになるのでしょうか?
今後できるようになるケースとして挙げられるのが、未成年の方です。
未成年の方にはインプラント治療をおすすめできません。
なぜなら、あごの骨が未発達なので、インプラントを埋め込むと骨の成長に影響が出てしまうことがあるからです。
顎の骨の成長を待って、成人してから改めて治療を行いましょう。
妊娠中の方や、妊娠を考えている方にもおすすめはできません。
インプラント治療では手術をするので、その際に体に負担がかかります。
また投薬が母子に影響を与える可能性もあるため、安全を考えておすすめできないのです。
インプラント治療がすぐにできないケースで特に多いのは、虫歯や歯周病に罹っている場合です。
そのままインプラント治療を行うと、手術中に口腔内感染がおこる可能性があります。
また、歯周病の方がインプラント治療を行った場合、インプラント歯周炎が生じる可能性が高まります。
虫歯や歯周病の場合は、治療を終えてから改めてインプラント治療を行いましょう。
そのままでは難しいケース
インプラント治療が根本的に難しいケースとしてまず挙げられるのは、持病や全身疾患があるというケースです。
治療可能であれば治ってから改めて行うことができますが、根治が難しい病気の場合はインプラント治療を行うことは難しいでしょう。
ただし、体調次第では治療も可能です。
かかりつけの医師と連携して、体調をコントロールできればインプラント治療もできるでしょう。
顎の骨が少なかったり、薄かったりした場合も治療は困難です。
インプラントは顎の骨に埋め込むため、ある程度の厚みがなければしっかりと固定されません。
この場合は、あごの骨を足す手術を行ってから、インプラント治療を行うことになります。
また、インプラントは金属アレルギーの方でも反応が出にくいチタンを使用しますが、中にはチタンアレルギーの方もいらっしゃいます。
事前にパッチテストを行ってアレルギー反応が出た場合は、治療が困難となるでしょう。
まとめ
インプラント治療を希望する方の中には、どうしても治療が難しいという方もいらっしゃいます。
しかし、ほとんどの方はたとえ問題があっても、何らかの方法でそれを解決できるのです。
自分にはインプラント治療は難しいのではないか、と不安に思っている方も、まずはご相談ください。
可能な方法がないかを検討して、どの点が問題か、どうすればできるかをご説明いたします。
まずは、できるかどうかを確認してみましょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。