歯を白くするためのホワイトニングは、歯科医院で受けるものと自宅で行うもの、自分で行うものの3種類があります。
中でも特に効果が高いのは歯科医院で施術を受けるものです。
歯科医院では、過酸化水素を主成分とした強力な薬剤を使用します。
過酸化水素がホワイトニングにおいてどのような効果をもたらすのか解説します。
過酸化水素はどのような成分?
オフィスホワイトニングでは、過酸化水素という成分が主成分となっている薬剤を使用して、歯を白くします。
過酸化水素は、漂白剤に配合されていることもあるほど高い効果を発揮する成分です。
ホワイトニングのみならず、他の用途にも使用されています。
ホワイトニングと関わりが深い用途として挙げられるのが、オキシドールです。
オキシドールは過酸化水素水を薄めたものであり、消毒などに用いられることが多いでしょう。
かつてオキシドールを歯茎に塗布しようとしたときに、間違えて歯にかけてしまったところ、白くなったことからホワイトニングは始まりました。
薬剤を利用して歯を白くする場合は、薬剤を歯に塗ったら専用の機器で光を当てて歯に付着している汚れを分解します。
水と酸素に分解されたとき、フリーラジカルが発生して歯に付着している汚れを分解するのです。
具体的な効果は?
歯の表面に付着している汚れは他の薬剤でも分解されますが、過酸化水素を使用しなくてはならないのはなぜでしょうか?
薬剤として使用される場合の最大の特徴は、歯の内側まで漂白できるという点です。
内側に汚れの原因がある場合でもきれいにすることができます。
薬剤に含まれている成分が分解されることで、歯の内側まで酸素が侵入して、歯を漂白することができるのです。
また、付着している色素を分解するときに活性酸素が発生し、歯の表面に影響して効果が高まります。
象牙質という内側にある層が覆い隠されるようになって黄ばみも見えなくなるため、外から見ても透けて見えなくなるのです。
まとめ
オフィスホワイトニングで扱う薬剤には過酸化水素という成分が含まれています。
オフィスホワイトニングで使用する薬剤の主成分であり、薬剤を歯に塗布して専用の光を当てることで温度を上げます。
一定温度になって成分を分解することで、汚れを除去するのです。
汚れを分解するのは酸素であるため、歯の奥の象牙質の濃くなった色も除去することができ、活性酸素が歯を白くしていきます。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。